扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

特別イベント

  • 2018年11月11日 9:50~14:30
  • 徳川美術館『源氏物語絵巻』鑑賞会&レクチャーランチ会

暖かな晩秋の日曜日、名古屋猫町倶楽部では、長編読書会「源氏物語」と藝術部のコラボ企画として、徳川美術館で特別公開されている「源氏物語の世界」鑑賞会&レクチャーランチ会を開催しました。


開館前の美術館に、続々と参加者が集まってきます。

 

今回は課題本なしで参加できるイベントです。源氏読書会参加者も、源氏物語を読んでいない方も一緒に国宝・源氏物語絵巻を鑑賞し、さらに、いつも藝術部読書会でとっても楽しく興味深いお話をしてくださる美術ライターの佐藤晃子さんのレクチャー&ランチ付きという豪華な内容に、ランチ会場めいっぱいの35人のご参加で早々に満員御礼となりました。


 

はじめに講堂で、美術館ボランティアの方から徳川美術館について解説をしていただきました。徳川御三家の成り立ちから膨大な収蔵品など、大変わかりやすかったです。


その後、各自で自由に館内の展示を鑑賞します。

今回の展示は
「特別展 源氏物語の世界―王朝の恋物語―」。

国宝「源氏物語絵巻」とともに、平安時代から江戸時代に到るまでの写本や注釈書、絵画作品、さらには現代の漫画まで一堂に展示し、源氏物語愛好の歴史を振り返るたいへん興味深い展覧会です。

尾張徳川家へ嫁いだ姫様のお輿入にも、源氏物語があしらわれた豪華なお道具がいっぱい。 栄華・雅のアイコンとして源氏物語が伝えられてきたのでしょうか。

常設展示も充実していて、なかなか時間内には鑑賞しきれなかったかもしれません。
少し後ろ髪をひかれながらも、美術館近くのHawaiian Diner Huli Huliへ移動。

徳川美術館は広い日本庭園もある徳川園の中にあり、名古屋の中心部にあることを忘れる景色です。

紅葉もちらほら見られる小径を少し歩きます。


 


 

美味しいランチをいただきながら、今見てきた展示の話などおしゃべりもはずみます。


 


 

なごんだところで、お待ちかね佐藤晃子先生のレクチャーです。
今回展示されている国宝・源氏物語絵巻についての解説に加え、別の源氏絵ではどんな場面をどんな風に描いているのか、比較して紹介解説されます。国宝・源氏物語絵巻が他の源氏絵といかに異なっているか、違うことを描こうとしているのか、その差異に気づかされます。ますます他の源氏絵巻や源氏絵も観たくなりました。

さらに源氏絵を観ながら源氏物語の佐藤さんならではのユーモラスなあらすじに「そうそう!」「わかりやすいー!」とうなずき笑い、未読のみなさんもちょっと読んでみたくなったのではないでしょうか。

御簾の向こう側を繊細に描く土佐派の話につづき、最後に「なんでその場面を描くかなシリーズ」!の紹介。楽しい画像をいっぱい見せていただいて爆笑の渦まく会場でした。


 

最後にみんなで記念撮影。


このあと、徳川美術館にもどって再びじっくり鑑賞された方も多かったようです。
鑑賞 ⇒ レクチャー ⇒ 再鑑賞、これは理解の深まるいい方法ですね。

 

「やはり読んでいると絵巻を観てもレクチャーを聴いてもよくわかる!」と
源氏読書会参加者の感想があちこちで聞かれました。

まだまだ源氏物語読書会は中盤、これからでも十分ご参加いただけます。

 

 

年末からまた来年も、猫町倶楽部では定例読書会や様々なイベントを開催します。

開催スケジュールはmixiのコミュニティサイトでもいち早くアナウンスしますのでぜひチェックしてみてください。

◆長編読書会「源氏物語」: 12月10日(月)【柏木】~【雲隠】

※(【桐壷】~【雲隠】まで読了してご参加ください)

◆名古屋藝術部: 2019年1月13日(日)鈴木淳史さんをゲストににクラシック音楽の読書会開催

課題本「猫の音楽 半音階的幻想曲」ジャン=クロード・レーベンシュテイン著

 

みなさまのご参加をお待ちしております。

文:レパード
写真:ゆうみ、ジャスミン。、okko

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