扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2018年11月16日(金) 
  • 月曜会藤が丘本店 ドストエフスキー『白痴』3巻4巻

秋が深まり、冬の到来が近いことを感じさせる11月16日(金)、JAZZ茶房靑猫にて名古屋文学サロン月曜会(藤が丘本店)の11月定例会が開催されました。課題本はドストエフスキーの長編小説として有名な「白痴」、翻訳者の亀山郁夫さんをお招きしての開催でした。今回の参加条件は難解かつ1,500ページ以上にわたる1巻から4巻までをすべて読了することとドレスコードの「ロシア」を遵守すること。このような厳しい条件にも関わらず、ハードルを乗り越えた35名もの強者(つわもの)たちが会場に集いました。


 

18時45分、受付開始。白痴を読了した強者(つわもの)たちが次々と会場に入ってきます。そして19時。ここから15分間は藤が丘会場だけのミニ企画、「猫町ジャズ講座mini・歴史編」の時間。猫町倶楽部主催者のタツヤさんと青猫マスターの高橋さんの2人のやりとりを中心にレクチャーは進んでいきます。今回はラルフ・タウナーのアルバム「Blue Sun」より、Blue Sun、 C.T.Kangaroo、Wedding Of The Streams、Shadow Fountainが取り上げられました。

19時15分、亀山先生の挨拶の後に読書会の開始。各テーブルにはロシアを基調としたサポーター作のテーブル札が並び、亀山先生も巡回していきます。亀山先生を交え、活発なやり取りが行われています。


以下、読書会の中で出てきた意見の一部を紹介します。

・白痴というタイトルは「ばか正直」のばかにニュアンスが近いと思う。
・ドストエフスキーは自分に近い人を主人公にしたかったのではと思う。
・登場人物には面倒くさい人が多い。
・予想外に悲しい結末である。
・さすがドストエフスキー、難しい。何を言っているか分からない部分もあった。
・読むのに体力を使う。
・ドストエフスキーの恋愛観がよく出ている。
・イッポリートの告白場面が印象的である。
・イヴォルギン将軍は現実を認識できていないドンキホーテのような人である。
・ナスターシャの登場シーンが意外に少ない。けれど、大事な場面に出てくるから、インパクトは強い。
・ロゴージンが怖い。もはやホラー。
・ラストシーンが美しい。

21時、読書会が終了し、今日の一曲の時間です。今日の一曲は河合奈保子の「けんかをやめて」。白痴の中で男女間の喧嘩が繰り広げられていたことが影響し、今日の一曲に選定されたとのこと。

最後はベストドレッサーの発表です。今回のドレスコードは「ロシア」。各テーブルから選ばれたベストドレッサーより、今日のポイントが発表されました。

発表を終え、亀山先生も加わり、ベストドレッサーたちの記念撮影です。

読書会に引き続き、皆様が楽しみにしていた亀山先生によるレクチャー、青猫での懇親会がスタート。会場の皆様、亀山先生の解説に熱心に耳を傾けています。これが楽しみで今回の課題本を読了してきた人も多いはず。

懇親会は青猫マスターが準備してくださったおいしい料理に加え、ロシア名物のピロシキ、ロシアの地名をもじったお菓子のシベリアも用意されています。亀山先生も最後まで参加して下さり、定例会は “楽しくて雰囲気のよい藤が丘本店”という形で幕を閉じました。

名古屋月曜会11期サポーター一同

文責:りじゅ
写真:なな

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