扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2019年4月19日(金) 
  • 月曜会藤が丘本店 チョ・ナムジュ 『82年生まれ、キム・ジヨン』

桜が散り始めた4月19日金曜日、藤が丘本店の定例会が開催されました。
課題本はチョ・ナムジュ 『82年生まれ、キム・ジヨン』。
韓国だけで100万部という異例の大ベストセラーになりました。
名古屋文学サロン月曜会―藤が丘本店 4月は昨年末の「#猫町倶楽部で課題本にして欲しい」で最もリツイートが多かった、話題の本です。

 

今回は『82年生まれ、キム・ジヨン』の番組を制作する為、NHKの取材が入りました!

5月に放送予定です。もしかしたらテレビに映るかもしれません。
期待しましょう(笑)

さて、どんな意見が出たのでしょうか。

・最後の文章が衝撃的。キム・ジヨンを担当する精神科医も、結局女性の現状によりそってない。

・(男性参加者より) 読んでいて、これまでの自分が(意図的でなく)してきたことがブーメランのように突き刺さってきて鳥肌が立った。

・この本は文学というよりもルポ。自分たちに問題提起されている。

・ただの普通の女の人がここまで生きづらいことを描いているのが凄い。

・個々のエピソードについては共感したり納得したりできる。けれど、ストーリーの中で解決や未来が見えない。

・キム・ジヨンの望みが見えない。仕事なのか、家族なのか、趣味なのか、それともそれら全体のバランスをうまくとることなのか。

・世界地図を見せたシーンは、キム・ジヨンの生きる社会の価値観だけが全てではないということを表現しているのだと思った。

・女性には響いても、男性には響きづらい話。

・「でもね、世の中にはいい男の人の方が多いのよ」という言葉はキム・ジヨンにとって救いの言葉だったと思う。この言葉がなければキム・ジヨンは男性不信になっていたのでは。

・自分が感じている生きづらさが「女であること」とあまり関係ないから、と女性の問題から目をそらしていたことに気づき、反省した。

・女性の生き辛さには現在の生涯年収、雇用制度が関係している。

・お金の問題というより、尊厳の話では?

・女性の問題について話した時、男性から「でも男だって大変なんだ」というニュアンスの返答が返ってくることが多い。女性の尊厳が侵害されていることについて話し合いたいのに気づいたら論点がずれていくのが腑に落ちない。

 

女性は共感できる人が多かったようです。男性でも「心当たりがある」という方もいて、とても考えさせられる内容でした。

 

青猫のマスターが選ぶ今日の一曲はビル・エヴァンス「I will say goodbye」から「A house is not a home」でした。白熱した会場をクールダウンするようなゆったりとした曲でした。

 

続いては、ベストドレッサーの選出です。
今回のドレスコードは表紙の色にちなんで「ブルーもしくはピンク」でした。
ブルーとピンクのペンライトや手作りのミサンガなど素敵なブルーとピンクが並びました。

読書会後は懇親会へ。今回の会場は韓国料理のポルチプサムギョプサル。

おいしいお肉に舌鼓を打ちました。

 

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文責:しましま

写真:まりそる・ゆき

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