扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京シネマテーブル水曜会

  • 2019年6月19日(水) 19時30分〜22時30分
  • 東京シネマテーブル 第55回 「長いお別れ」

2019年6月19日(水)、渋谷のザギャンゲットバイモジャにて、東京シネマテーブルの定例会が課題映画「長いお別れ」にて開催されました。



<会場への入口。→の通り、階段を下っていくとドアがあります。>

「長いお別れ」は、商業映画デビュー作「湯を沸かすほどの熱い愛」で主演の宮沢りえに日本アカデミー賞主演女優賞をもたらした、中野量太監督最新作。黒木華がベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受けたことでも話題になった映画、山田洋次監督「小さいおうち」の原作者でもある中島京子の原作です。前作もそうでしたが、原作ものではない「オリジナルの脚本」に強いこだわりを持っていた中野監督。その中野監督にメガホンを取らせた作品ということで、期待も高まります。



<パンフレット。裏表紙に面白いおまけが付いてます。右隣は毎回オリジナルで作成している名札です。呼ばれたい名前と、最近観た映画、またはマイベストムービーを書いて下さいね。>


まずはサポーターというボランティアスタッフの司会の挨拶で、会がはじまります。毎回、複数回参加されている方の中から各テーブルで司会的な役割をして頂くファシリテーターを決めるのですが、今回は「本名のフルネームの漢字の画数が一番多い人」という決め方にしました。理由は、映画をご覧になった方ならすぐ分かると思いますよ。

そして毎回、おまけで提供している「おやつ」。こちらも映画に関連したもので…と、毎回サポーターたちで頭を悩ませているのですが(食べ物が出てこない映画、意外とあるのですよ。。)、今回はありがたいことに悩まなかったですね、じゃがいものお菓子にしました。これもご覧になれば、なるほど、と思うはず。



猫町倶楽部唯一のルール「他の参加者の意見を否定しない(作品に対する否定、批判は問題ないです)」を守りつつ、シネマテーブル開始です。



「コミュニケーション不全をとにかく描いている作品。姉夫婦のすれちがい、蒼井優の自分勝手、などなど。食、がディスコミュニケーションにいいスパイスを与えていた。」

「親の問題というヘビーな問題を比較的明るく書いていたが、当事者になったらそのようにいられるのか?」

「どんな出来事にも見事に泣いてしまい、涙タンクが一旦空になるという事態に。」

「縁側での次女とお父さんのシーン、『くりまるな』『ゆーとする』の意味は?」

「ラストは映画を観慣れていないとついていけなかったかも。」



<ゆーっと、くりまる、のシーン。>

などなど、多彩な意見が出ました。前半戦のシネマテーブルの後は腹ごしらえ、食事の時間です。



<通常はセルフサービス形式ですが、今回はお店のご厚意で各テーブルにサーブ頂けました。>

モジャの美味しいメニューでお腹を満たした後は、後半戦の懇親会ラウンドテーブルです。シネマテーブルでは、前半のシネマテーブルでは事前に決められたテーブルで課題映画について語り合い、後半の懇親会ラウンドテーブルでは自分の話したいテーマのテーブルに自由に移動して語り合うという形式をとっています。今回のラウンドテーブルテーマは、「懇親会映画アメリカン・アニマルズ」「最近これ観た&これから観たい映画(フリートークも可)」の2テーマでした。

懇親会映画(鑑賞は必須ではありません)のアメリカン・アニマルズのテーブルでは、「とにかくみんな詰めが甘すぎ」「お爺さんの変装不自然すぎ」「ゲロ吐いたシーンと失禁するシーンが好き」「自分ではあんまりいい映画と思わなかったけど、他の人の話を聞いてるといい映画に思えてきた。」などの意見が出ました。



そんなこんなで盛り上がった定例会も、そろそろお開きです。

毎回20%くらい初めての方が参加下さるのですが、今回は先日代官山で行われた「合同初心者会」に参加された方もお二人いらっしゃり、サポーター一同テンションが上がりました。そして「楽しかったので、来月も来ます!」。この一言のために、我々はサポーターをやっていると言っても過言ではありません!今回もリーダーマサトとアベンジャーズの話で盛り上がった初めての方から聞けたとのことで、みんなで号泣しております(笑)。「参加を迷ってずっとホームページ、見てたんです」とよく言われますが、心配されるような小難しい分析や考察をする人は(ほとんど)いませんので、今まさに迷ってこれを読んでいる方、安心して「参加」をぽちっとして下さい。

さて、次回の定例会は2019年7月10日水曜日、課題映画「アマンダと僕」です。

フランス映画が課題映画に選ばれるのはわりと珍しいですが、昨年の東京国際映画祭グランプリ受賞作です。私は東京国際映画祭の時に鑑賞しましたが、また観られるのが楽しみな作品です。

詳細&お申込みはこちらから。

http://www.nekomachi-club.com/schedule/69847



アマンダと僕(公開中)

http://www.bitters.co.jp/amanda/

上映館

https://theaters.jp/847

東京シネマテーブルのmixiコミュニティにも、ぜひご参加を。「懇親会映画」の発表や、mixiページでのみ募集する不定期の特別企画もあります。https://mixi.jp/view_community.pl?id=6184925

各地域合同のシネマテーブルツイッターアカウントもあります。こちらでも懇親会映画をお知らせしています。ぜひフォローを。

@cinematable

ではまた来月、渋谷のモジャでお会いしましょう!

(写真:マーシー、文:ケイ)

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