扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2019年7月19日(金) 
  • 月曜会藤が丘本店 アゴタ・クリストフ 『悪童日記』

7月の藤が丘本店定例会は34名が参加し、初参加は6名でした。

今回の課題本はアゴタ・クリストフの「悪童日記」。第2次世界大戦中のヨーロッパで、双子の少年が祖母の家に疎開し、さまざまな経験をしていく話です。

さっそく、各テーブルの様子をのぞいてみましょう。

こちらのテーブルは時折笑いが見られますね。

・振り切れたシニカルさがすごく面白い。

・おばあちゃんの印象が読んでいるうちに凄く変わった。最初は意地悪だと思ったけれど、読み進めるうちにおばあちゃんは双子を愛し守っていたんだと思えた。

こちらのテーブルは真剣な雰囲気。

・書き方が僕ら「2人」で書いている感じがしない。

・双子の倫理観がどこから来ているのか?この双子なりの基準がある。

・「母」というものから離れることは、一人で生きていくことの決意表明を表しているのではないかと思った。

・3部作の最初の巻なので続刊を是非読んでほしい。続刊を読むと一巻目の印象はかなり変わる。

・個人名なしで人物が書き分けられ、話が成立しているのは凄い。

・おばあちゃんと双子の会話もユーモアがあり、作者の実体験が反映されているように見える。

・読み進めやすい。外国文学を日本語で読むときの違和感を感じない。

・骸骨を綺麗にして飾る場面は、双子の母親への思慕が描かれていると思う。

 

今回のドレスコードは、双子の主人公にちなんで「ツインもしくは対」。ベストドレッサーに選ばれたのは、こちらの皆さん。2色のブレスレット、セットの腕時計、キャラクターグッズなど、工夫が見られますね。

 

こちらのお二人は、双子コーデが可愛らしいですね。

 

Jazz講座はマイルス・デイビスの「ESP」、今日の一曲はチック・コリア&ゲイリー・バートンの「Falling Grace」でした。

 

読書会の後は、近くの居酒屋で懇親会。

「お疲れ様でしたー」「かんぱーい」

「この天ぷらおいしいねー」

「初めて参加しました。楽しかったです。」

「3回続けて来ると、もっと楽しくなるよー。」

 

読書会で話し足りなかった人たちは、ここでも課題本の話をしています。

・閉鎖的な少年2人の関係性に耽美さを感じる

・この物語は「ぼくら」の成長物語ともいえる。2人は「強い存在」という処世術を自分に取り込んでいったのでは。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、気が付けば終電の時間になっていたのでした。。。

 

次回は8月10日に浴衣読書会を予定しています。はじめての方も気軽にお越しくださいね。
浴衣での読書会、とても楽しいですよ。

 

文:うえじ
写真:ゆき

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