扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2019年10月18日(金) 
  • 月曜会藤が丘本店 メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』

10月の藤が丘本店定例会は41名が参加し、初参加は2名でした。

 

今回の課題本はメアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」。タイトルは聞いたことがあるけど読むのは初めて、という方が多かったようです。

 

さっそく、各テーブルの様子をのぞいてみましょう。

 

・怪物とヴィクターは対となる存在。物語でヴィクターがもっていて怪物が持っていないものが順に奪われていく(友人⇒パートナー)

・元々のところ、怪物に悪意はなかった。悪い環境や人間関係により悪意を持つにいたった。少年犯罪やネグレクトに通じるものがある。

・博士は「母」、怪物は「子」で親子喧嘩をしているようにも見える。母が子のありのままを認めてあげれば結末は違ったかも。

 

・フランケンシュタインは怪物に対して無責任な反面、自分がその立場に置かれたらと考えると完全に嫌いにはなれない。

・怪物にもし伴侶が作られても、伴侶が怪物を愛するとは限らないのでは。

・居場所のなさや疎外感から事件を引き起こすという怪物が、現実に起こっている事件とも重なる。

 

・女の怪物を創ろうとして叩き潰すシーンが印象的。

・情景描写が多くて旅行記みたいだなぁと思った。

・現代のインターネットで人間が繋がれる時代ならば、怪物も社会に受け入れられたのでは。

 

・とても読みやすい文章で、特に怪物の独白は文学というより哲学討論のようだった。

・人間は不幸の原因が複数にあるが、怪物にとって不幸の原因はヴィクター1人に向かうため、創造主がわかることの苦しみがあると思った。

・未知のもの、美しくないものへの恐怖、見かけで判断する愚かさは現代でも変わっていない。むしろ現代社会への問いかけにもなっている。

 

 

今回のドレスコードは「怪物」。ベストドレッサーに選ばれたのは、こちらの皆さん。本格的な仮装をされてる方から、小物を工夫されてる方まで様々でした。

 

モンスター柄の緑色靴下。

 

怪物に扮したゆきさん。フランケンシュタインもびっくり?

 

タツヤさんの著書「読書会入門 人が本で交わる場所」が出版されました。猫町倶楽部の魅力が詰まった一冊です。

 

今日の一曲はジャッキー・マクリーンの「フランケンシュタイン」。アルトサックスの演奏が印象的な曲です。

 

読書会の後は、近くの居酒屋で懇親会。

読書会で話し足りなかった人たちは、ここでも課題本の話をしていました。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、気が付けば終電の時間になっていたのでした。。。

 

このような感じで、和気あいあいと読書会を行ってます。はじめての方も気軽にお越しくださいね。

 

文:うえじ

写真:ゆうみ、ゆき

 

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