扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

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東京文学サロン月曜会[文学]

  • 2020年1月19日(日) 受付開始 16:00 読書会16:30~18:30 懇親会19:00~21:00
  • 第18回月曜会第2会場駒井組ラッタウット・ラープチャルーンサップ『観光』

東京文学サロン月曜会第2会場(通称:駒井組)第18回定例会の課題本は、ラッタウット・  ラープチャルーンサップ『観光』です。駒井組では「世界文学」をテーマに世界各地の文学を取り上げています。

会場はお馴染みのモンスーンカフェ銀座。



 

日本では、外国文学といえば英米仏露などが多く、1980年代になってようやくアジア文学が注目され始めました。東南アジア文学に関してはさらに遅れて、専門家を除いてはほとんど知られることはありませんでした。

今回の課題本「観光」の作者は、アメリカ生まれタイ育ち。タイの作家が英語で書いて世界的に知られることになった画期的な作品だといえます。本作品は、タイのエキゾチックな雰囲気溢れる中で人間の抱える感情が豊かに描かれ、そこにある悲しみ苦しみは普遍的なものであるはずです。「アジア文学」と先入観を持たずに楽しんでください。

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次に、司会者から読書会のタイムスケジュールや注意点をご案内します。
猫町倶楽部の読書会は、このようなサポーターと呼ばれるボランティアスタッフによって運営されています。

 


 

猫町倶楽部の読書会には、ひとつだけルールが存在します。それは、

【他人の意見を否定しないこと】

このルールがあるからこそ、猫町倶楽部では誰もが自分の思ったことを気兼ねなく発言できます。

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各テーブルでファシリテーター(議事進行役)を決定し、簡単な自己紹介から読書会が始まります。現在、ファシリテーターはジャンケンなどで決めていますが、「やってみたい!」という方はお気軽にその旨を伝えてください。

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読書会が始まりました。
「どの短編も完成度が高く、隙がない」
「短編ごとに比較すると、主人公の貧しさと、ストーリー展開の悲惨さが比例している」
「話の終わりを読者に委ねるものが多く、ふわっとしている」
「『闘鶏師』のラストは、戦いに行くのか、逃げたのか、解釈ができない」
「人間の尊厳というものを考えさせられた」
「渡された耳は、本当に父の耳だったのだろうか」
「”逃げられない”環境で生きる苦しみが、ひしひしと伝わってきた」
「『観光』の値切りのシーンには、”生きてやろう”という意思が溢れていて心に残った」

読書会が終了すると、休憩をはさんで、ベスト・ドレッサー賞の発表を行います。

駒井組には毎回、課題本にちなんだドレスコードがあります。
今回のドレスコードは「観光客」もしくは「スマートカジュアル」です。
参加者の皆さんは、自由に発想を膨らませてコーディネートをしています。

 


 

各テーブルで特に素敵なコーディネートをしていた方が「ベスト・ドレッサー」として選ばれます。
ベスト・ドレッサーには月曜会オリジナル栞と、副賞として駒井さんが厳選した光文社古典新訳文庫がプレゼントされます。

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19:00からは、懇親会となります。
読書会で語りきれなかった続きはもちろん、本・漫画・映画など、話は多岐に渡ります。

懇親会は21:00までです。
まだまだ話足りない、飲み足りないという方は三次会へ。
今回の三次会も、多くの方が参加してくれました。

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3月15日(日)の定例会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止とさせていただきます。次回の開催は未定です。何卒ご理解くださいますようお願い致します。

課題本はマゾッホ『毛皮を着たヴィーナス』(河出文庫)です。
マゾッホは、マゾヒズムの語源となったオーストリアの小説家。
そのイメージに反して、キワモノではない、文学性の高さを楽しんでください。

文章:のぞみ 写真:ぎょく

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