扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋シネマテーブル水曜会

  • 2018年10月31日(水) 19:30~21:00
  • 名古屋シネマテーブル第98回定例会『アンダー・ザ・シルバーレイク』

10/31(水)に開催された名古屋シネマテーブル第98回定例会についてお伝え致します。課題映画は『アンダー・ザ・シルバーレイク』でした!

 



 

参加者は49名。初参加は4名。今回もまたNov.Cafe及び Elephant’s  Nestの二会場を使う盛況ぶりです。

 



今回は映画に登場したバルーン・ガールにちなんで風船のテーブル札などをご用意しました。

 



 

またフクロウ女のマスクなどもご用意!

 



 

今回の名札は劇中の印象的なシーンを使ったもので、皆さん好きなシーンのものを選んで使ってくれました!

 

 



『アンダー・ザ・シルバーレイク』はデヴィット・ロバート・ミッチェル監督のサスペンス・スリラー。舞台は、ロサンゼルスにあるセレブやアーティストの街シルバーレイク。オタク青年サムは、隣に住む美女サラに恋をするが、彼女が突然失踪。サラの行方を捜すうちに、いつしかサムは街の裏側に潜む陰謀に巻き込まれていく…。

 



謎と引用だらけの難解な作品なだけに、皆さんからも色々な解釈が飛び出しました。

「悪い夢みたいだった」

「全部主人公の妄想なのでは?」

「イカれた主人公の車の後部座席に乗って訳の分からない世界を放浪する気分で観ると楽しめた。」

「理解できないシーンが多くてもやもや」

「先の読めない展開に観てる間は楽しめたが、観た後で考えると訳が分からなくなった」

といった、夢か現実か分からない内容への意見が多かったようです。中には「全然訳が分からない内容なのに、世間では評価が高い。私がおかしいのかと思っていたけど、皆さんも同じように感じていて安心した。参加してよかった」という方もみえました。

 



 

ニルヴァーナや、ヒッチコック映画などの多数の引用に関しては、「ここはあの映画だ!」「これはあの曲!」と、参加者の間で紹介し合う事ができました。シルバーレイクの色々な施設が登場するので「これは観光映画なのでは?」という意見も。



 

関連している作品として『ラ・ラ・ランド』に言及する人がかなり多く、「同じLAが舞台のラ・ラ・ランドは夢を掴んだ人の物語であるのに対して、本作は夢に破れた人々の物語。」という意見もありました。同時に「夢の中みたいだから」ということで村上春樹の作品みたいだという方も多かったようです。

しかしあまりにも謎が多い作品なので、最終的には「意味なんてないのでは?解釈するだけ無駄なのでは??」という意見さえ出ました。 さらには「劇中のオウムの声を逆再生すれば何かのメッセージが聞けるに違いない!」と陰謀論に飲まれてしまう人まで…。

 



 

人それぞれ感じ方が違うだけに、解釈は様々!定例会は大いに盛り上がりました!

 



 

21:00に定例会は終了。懇親会の始まりです。10/31なので Elephant’s  Nestはハロウィン仕様!

 



 

中にはコスプレの参加者も!

 

懇親会話題映画は教誨師でした。



 

急逝された大杉漣さんの最後の出演作であり、唯一のプロデュース作です。大杉漣さん演じる牧師が幾人もの死刑囚と向き合っていく…と言う映画です。 「お気に入りの死刑囚は?」などの話で盛り上がる中、「懇親会の話題映画だから観た。チョイスが流石だなと思った」という意見に、サポーターとしてはとても嬉しくなりました!

 

次回の第99回定例会は11/28(水)開催!課題映画はsearch /サーチです。



物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していくサスペンススリラー。その斬新な内容で、非常に注目されている作品です。

お申し込みはこちらから!http://www.nekomachi-club.com/schedule/62061

皆さんとこの映画についてお話できるのが今から楽しみです!

 

 

★今回話題になった関連作★

 

『ラ・ラ・ランド』2017年 アメリカ

色々な点で共通点が多い。関連に言及する人が多かった。

 

『ホーリー・モーターズ』 2012年 フランス・ドイツ

オマージュと引用に溢れた作品と言う点で共通。しかし元ネタが分かったところでとくに意味がなさそうなのも共通…。

 

 

『マルホランド・ドライブ』2001年 アメリカ・フランス

ハリウッドの闇に飲み込まれていく、という点で共通。話題に出す人が多かった。

 

『裏窓』 1954年 アメリカ

 

 『めまい』1958年 アメリカ

今作はヒッチコック作品からの引用、オマージュが多く、話題によく上がった。

 

 

文 : 名古屋シネマテーブルサポーター のぐち

写真 : 名古屋シネマテーブルサポーター 一同

 

 

 

 

 

 

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