扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2019年2月6日(水) 
  • 月曜会名古屋会場 ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』

2019年2月6日、KAKO柳橋店のドアを開けると、素敵な美青年がお出迎え。

月曜会名古屋会場2月の課題本はワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』です。

美青年のドリアンは、快楽主義者のヘンリー卿に感化され、背徳的な生活を送り堕落していく。その中で、本人は美貌と若さを失わず、肖像画だけが醜くなっていき…という物語。

美貌の青年ドリアン、彼に魅了される画家のバジル、ヘンリー卿といった魅力的なキャラクターや耽美な物語に、読書会では様々な意見が飛び交いました。


「美しさは素晴らしいが、とらわれるのは愚かなことだというメッセージを感じた。」

「ヘンリーがウィットに富んでいて好き。」「ニヒルなヘンリー卿がいてこそ、この小説が成り立つ。」

「ヘンリーが正しいとは思わないが、彼の人を惹きつける力の強さは凄いと思う。」

「作者は戯曲家であり、この小説も各章が極めて戯曲的に作られている。」

「序文に、芸術とは何かが書かれていて面白い。『芸術が映し出すものは、作者の人生ではなく、観客である。』という、芸術からは観客が観たいものが観えてくるといった考えに共感した。」

「いつまでも若い見た目は幼さの裏返し?生き方が顔に出るから主人公は内面ペラペラ。」

「『美しいものが好き。それしかいらない。』となってしまう時が人生にはある。その時にドリアンはヘンリーと出会ってしまったからこのようになってしまった。」


「ヘンリー卿の立場になったらドリアンみたいな魅力的な人に影響を与えたくなるものわかる。」

「バジルはモラルを重んじ、ヘンリーは自由を重んじていて、自由のためにはモラルが邪魔だったのでは。」

「バジルに絵を見られることを一番恐れていた。バジルがいるからドリアンは苦しかったのだろう。」


参加者の中でヘンリー派とバジル派が割れたり、ドリアンは元々善人派と悪人派がいたりと、キャラクター談義も白熱しました。


さて、本日のドレスコードは「美青年」。

美青年メイクのために眉毛全剃り(!)で臨んでくれた方や、「美」しい「青」の服で来ました!という方など…様々な「美青年」解釈が見れて楽しかったですね~!


ベストドレッサーに選ばれた皆さま、おめでとうございます!


「美青年」読書会ということで、美青年代表の某有名俳優(?)の方も遊びに来て下さり、とっても豪華な会になりました。


懇親会では、読書会で話せなかったあんなことやこんなことを語らいました。

最近見た面白作品の話から、私生活で出会ったヘンリー卿的人物の愚痴(!?)などなど…読書会を経たからこそ話せるテーマで盛り上がれるのが懇親会の楽しい所ですね!

読書会で腹を割って話すことで、ハッと気づきがあったり、素敵な仲間に出会えるのが猫町倶楽部の魅力!

また、次の月曜会で皆さまとお会いできるのを楽しみにしています~!


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文責:おぜみさ
写真:名古屋月曜会11.5期サポーター

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