扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2019年3月6日(水) 
  • 月曜会名古屋会場 G・ガルシア・マルケス『百年の孤独』

 むずかしい本であったというのは言うまでもありません。課題本になっていなければ出会えなかったし、仮に読もうとしても何ページか読んでそっと閉じていたことでしょう。だからこそ、読書会という場が有難いわけなのですが。

 らいねんどには(このレポートが掲載される時は今年度になると思いますが)平成が終わり、新年号となります。平静を振り返ってみるという番組がいくつかあって時代は変わっていくと感じさせますが名作は時代を超えていくんだ。そんな感じでしょうか。


 さっかとしての評価の一つである、ノーベル文学賞を受賞するような作品は単に面白いとか、すごいとかそんな感想を超越して、理解しがたいものでした。多分名作とか個展をたくさん読んでそのバックグラウンドがあって初めてこの本は文章を読むのではなくなる。一つ一つに意味があってそれを読み解いていくと文章がつながって更に味わい深い作品となるのだと思います。僕は文章を読むので精一杯でしたが。

 きっかけがなければ絶対に読めないし、仮に読む機会があったとしても読むのが難しいと思えた(あくまで一サポーターの感想です。)「百年の孤独はどうだったんでしょうか。

 あまたの意見があったのですが、その中でごく一部を紹介します。

・理屈抜きで面白かった。ストーリーテリングが力押しで洪水のようだった。
・男性陣は自分から孤独に向き合っている。
・「豚のしっぽ」というのは「唯一の愛」だったのではないか。
・ガブリエルという登場人物が、実はガルシア・マルケス自身である(名前やプロフィールが一致する)。
・一族の話だけで完結しており、他の人間関係がない。
・終わり方が最高。
・心情描写は少ないが、淡々と語られる事実の中にキャラクターの心情が見える時があって面白い。
・聖書のような物語だと思った。アルカディオとウルスラはアダムとイヴ。
・昔話や伝承の集合体のように感じた。繰り返しや因果応報の物語なのも、昔話っぽい。
・一族のことを気にしてるのは女性ばかり。男性はどうしようもないやつばっかり。

・読むのに時間がかかった。
・登場人物は多いけど、キャラが被っている人はいない。
・マコンドが本当にあったような気がしてくる。
・人間離れしているエピソードが多いけれど、人間味を感じる。
・アウレリャノはオタク、アルカディオはリア充。
・主人公は誰なのか…。→ウルスラが長生きだし、ウルスラに肩入れすると読みやすい。
・思わず笑ってしまうようなシーンが多い。
・血が繋いできたマイナスの気持ちを終わらせる結末。
・長くてしんどかったけれど、終わり方がこれ以上なく良い!
・心の通い合いが感じられないのが孤独なのかな。

 りづめで考えるか感性で行くのか迷った今回のドレスコードの輝いていた人はこんな感じ。


 がんばってますね。もう、ネタに走る覚悟がなければベスドレは難しいのかもしれません。

 とうぜんそのあとは、懇親会。どてカボチャで楽しく飲みました。

 うれしいことに、ボリューム感が半端ない。残念ながら写真が・・・。

※一部不自然な点がありますが、これは決して誤字脱字ではないのと今年度転勤で高山に行ってしまったサポーターと関係があるかもしれません。
また、日本語で「ん」から始まる単語がなかったので呼び捨てになってしまいました。それだけが心残りです。多分高山はいいところだと思うので頑張ってください。



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文責:手乗りきんかちょう
写真:名古屋月曜会11.5期サポーター

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