扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

特別イベント

  • 2019年10月27日(日) 受付時間17:00 シネマテーブル17:30~19:00 懇親会19:00~20:30
  • 第30回関西シネマテーブル「人間失格 太宰治と3人の女たち」


日の暮れが早まった十月の終わりに『第30回関西シネマテーブル×月曜会』年に一度のコラボ企画が開催されました。

10月の課題映画は『人間失格 太宰治と3人の女たち』

今回は参加者41名(内初参加者1名)月曜会・シネマ両方参加された方は12名。両方に参加された方にはオリジナルの栞をプレゼントさせて頂きました。

人の意見を否定しない。これは猫町の大事なルールで、参加者全員で確認してから毎回シネマテーブルはスタートします。

「全く共感出来なくて、異星人の日記を読んでいるみたいだった。太宰にイライラして、二人が死んだ時、嬉しかった」

「太宰治は文豪というより俗っぽく、女性の口説き方、接し方が自分の周りにいるミュージシャン関係の人っぽかった」

「太宰治の小説は私小説だから、人間失格を読まずにこの映画だけ観て、猫町でみんなの意見を聞ければ充分かな」

「愛人に家の掃除をされるのは耐えられない」

「沢尻エリカ演じる静子が劇中で、太宰の記憶だけで生きていけるというセリフが物語っているように、静子には野心としたたかさと強さがあり、太宰に翻弄されることなく3人の中で一番華やかに見えた」

「愛人の沢尻エリカと二階堂ふみは小栗旬が抱いているが、本妻の宮沢りえだけが小栗旬を逆に抱いていて、愛人と本妻の差、愛の深さが表現されているのではないか」

「小栗旬がかっこよすぎて、太宰治本来の雰囲気と違う。ドラマのグッドバイで太宰を演じた山崎まさよしの方が合っている」

などなど、テーブルごとに色々な意見が上がりました。
そして、一時間程各テーブルで語り合った後、各テーブルでドレスコードを発表され、代表者を決定しました!いつもはドレスコードのないシネマテーブルですが、今回は月曜会とのコラボということで、ドレスコードがありました。ドレスコードは文豪またはvivid。

新潮社が発売している人間失格Tシャツや太宰治が好きだ公言されている方は、宮沢りえが青、沢尻エリカがピンク、二階堂ふみが緑なので、自分は黄色で太宰の四番目の女にという方もおられました。
ドレスコードの発表の後は懇親会へと移行。懇親会ではラポーティアさんの粋なはからいで、太宰治の好物の水炊きをご用意して頂きました。夫人の回想録で、虫も殺さぬ太宰が、この好物の水炊きを食べるために自ら鶏を絞めたのだそうです。CAFE&BARのラポーティアさんで、普段目にすることのないお鍋を目にし、それを囲む猫町の絵は一風変わった風景でした。


 

懇親会での席替えテーマは、フリートーク、最近、読んだ本、話題映画のジョーカー等。なんとこの日は、ジョーカーを語りたいという人が多く、2テーブルを予定していたのですが、急遽3テーブルに増やす人気っぷり。
「憂鬱になる」「アーサー自身とジョーカーによって扇動される人は区別して考える必要あり」「アーサーの背骨が凄い」「自己責任と言われがちだけど、主人公のような境遇でどうやって堕ちずにいられるのか」「あらゆる場面で行動の選択する自由があったはずで、そのなかで最悪の選択をし続けた結果がジョーカー」「映画『キング・オブ・コメディ』を観てほしい」「ホアキンの演技最高!!!」
課題映画よりも参加された方々の熱量が凄かったような(個人的な感想ですが・・・)時間はあっという間に過ぎてしまい、名残惜しくも第30回シネマテーブルは閉会となりました。

さて、次回の関西シネマテーブルは11月20日(水)開催となります。
課題映画は「真実」「楽園」のどちらか一方をご鑑賞下さい。



懇親会の話題映画は「イエスタデイ」になります。


皆様のご参加、心よりお待ちしております。

文:こも 写真:ジュリア/井口

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