扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

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猫町UG(アンダーグラウンド)

  • 2020年1月13日(月・祝) ランチ:11:30受付開始:12:00読書会&トークショー:12:30
  • 猫町UG(アンダーグラウンド)『マゾヒストたち~究極の変態18人の肖像』

お待たせしました、お待たせし過ぎたかも知れません。


今回、猫町UG開催レポを担当させていただく、タカハシでございます。

なんて、村西とおるのマネゴトは置いておいて、猫町UG「マゾヒストたち」の開催レポです!どうぞ。

2020年1月13日(月・祝) 晴れ。

阿佐ヶ谷ロフトAにて猫町UGによる松沢呉一「マゾヒストたち」の読書会が開催されました。


 

そう…、今回の課題本は「マゾヒストたち」。
10年以上前に「スナイパーEVE」というSM雑誌で連載されていた本作は、著者の松沢さんがSMバーや女王様を通じて知り合ったインパクトの強いM男さん達を取材していくという内容で。昨年、新潮社文庫から10年越しで奇跡の出版となりました。

 


 

本作では18人のM男さんが取材されています。M男さん達は、かなりヘンタイ性を帯びた性癖であったり、凄まじいSMのエピソードを語っているので、一本一本どれも強烈で味わい深く、「人間って面白い…。」と嘆息を吐かずにはおれません。

しかも、今回はゲストに著者の松沢呉一さんがやって来てくださるとか!エロ、アングラ、サブカル関係が好きならタマんないゲストです。


 

そんな素晴らしい課題本&ゲストだけあって、当日、会場には、なななんと70名以上もの人間が集まりました!


 

参加者の中には、AV監督の二村ヒトシ監督や猫町お馴染みのメンバーの他、わざわざ名古屋方面、関西方面からお越し下さった方も多く、猫町UGの底力を思い知らされました!

猫町UGにはドレスコードとして「仮面(マスク)」をつける…という文化があります。

参加者は、それぞれ仮面を用意してやって来て読書会中、素顔を隠した状態で性にまつわるアレコレを話したりするのです。

例えるならそれは、限りなくセックス に近い行為…、ぶっちゃけ度の高いピロートーク?といった感じでしょうか。

「仮面」といっても多種多様であります。
定番なのは、ベネチアンマスク、お祭りのお面、薬局に売ってるマスク…ちょっと変わったモノでは、アメコミのマスク、プロレスラーのマスク、SMプレイ用のマスク(本物)、などなど。最早、何がフツーで何がフツーじゃ無いのか分からない世界。


 

衣装も、課題本がSMにまつわるものなので、女性陣はボンテージやコルセット、網タイツなどのSM系のコスチュームに身を包んだ方が多かったです。自分は30歳超えてから軽くED気味なのですが、危うく勃起しかけました。

さて今回、タカハシが猫町UGに参加するにあたって、3つ目標がありました。

1・女性にケツを蹴ってもらう。
2・あわよくばワンナイトを狙う。
3・更にあわよくば、前立腺を開発してくれる女性を探す。


そんな感じの目標を立ててたんです。(おい!)
そして、そんな感じだったんですが、なななんと読書会が始まる前に、第一の目標クリアー!
網タイツの女性に頼んでお尻を蹴ってもらうことを了承してもらいました。
痛かったし、ありがたかった!


 

話が脱線したので元に戻します…。
会場にはSM衣装の他にも着物の人がいたり、ブリーフ一丁の人がいたり(オレ)、女装されてる人がいたり、ペニバン付けてる人がいたりと、入り乱れるに入り乱れていて、一言で表現するなら「まさにカオス」な状態。

ちなみにこの日、阿佐ヶ谷ロフトAでは、当日限定のオリジナルカクテルとして「女王様の聖水」「マゾヒストの鮮血」「黄金トレーニング」と課題本にちなんだオリジナルドリンクも販売。
まさにカオス。
意外とどれも評判が良かったようです。(名前とのギャップ効果…?)

さて、70名以上もの人数が集まった読書会なので、参加者はまず「A」から「J」まで10個のテーブルに振り分けられます。
読書会が始まると各テーブル様々な話題で盛り上がりました。

「SMプレイが好きな人って、どういうきっかけで目覚めたの?」
「『マゾヒストたち』には、色んな性癖を持った人たちが出てきたけど、どう思う?」
「ドギツイな内容だけど、著者の視点がニュートラルなおかげで、ユーモラスな本として読むことが出来た。」
「本で取材されているM男さん達のその後を調べてみた。10年以上経った現在も活動してる人が結構居て驚いた。」
「昔、しつこく絡んでくる男子がいて、キモいから、金蹴りしまくってたんだけど、『マゾヒストたち』を読んで『逆に悦ばせてしまっていた可能性もある!』ということに気付いてしまい、悔しくなった。」
「読めば性について、より深く知れるのかと思ったけれど、読んでますますわからなくなる感じが面白かった。」
「本の中に出てくるM男達には負けてられない。今年はウンコを食ってみようと思う。」
「僕はこんな性癖を持っている。」
「私はこんなプレイをした事がある。」
「xxxxxxx(自主規制)」
「jxueijjeheh(自主規制)」
「 dhskwsbbhsh(自主規制)」

…コンプライアンスがあるので、これ以上お見せする事は出来ません。

開催レポで全てをお伝えできないのは残念ですが興味を持った方は是非次回の猫町UGへお越しください!←したたかに宣伝

 

読書会中、著者の松沢さんにも各テーブルを回ってくださいました。


松沢さんは参加者の質問に答えたり、SM界隈にまつわるエピソードを語ってただいたりして、一参加者的に貴重な体験ができて嬉しかった!気になる方は是非次回の(以下略)

そして読書会の後は、猫町名物ベストドレッサー賞。ベストドレッサーに選ばれた方達にはチアキ隊長お手製、巾着袋と、猫町倶楽部オリジナル付箋セットがプレゼントされました。


…それにしても!
写真からカオスな雰囲気が伝われば幸いです!

BD賞の後は休憩を挟んで、松沢さんのトークショー。休憩中には受付前で「マゾヒストたち」担当の新潮社の編集さんが、松沢さんの前著「闇の女たち」を販売していました。
「闇の女たち」は、松沢さんが街娼ルポを取材している本。この本もスゴイです。

休憩が終わると、松沢さんのトークショーが始まりました。トークショーはUG隊長チアキ女王様(実はM)、副隊長ヘイデン女王様(実はSMに興味がない)も壇上に登り、トークは鼎談形式で進行。


 


 

「マゾヒストたち」という本は、M男さんが主役の本なので、本を読んだだけでは著者松沢さんの姿は、あまり見えてきません。

ですので、トークショーで松沢さんが「最近どんな活動をしていて、何故そのような活動をしているのか?」といったようなお話をされていたのは、とても興味深かったです。

例えば「最近の女王様の特徴」「SMバーとプレイ中の死について」「都内で蛇が出る場所を探してる」「チンコの皮を伸ばす方法」などなど…、この書き方だと、なんだか取り止めのない話題の羅列のようですが、どれも突き詰めていくと「マゾヒストたち」や、「闇の女たち」に繋がっていく思想の流れがあり、松沢さんの物の見方には、根底の部分に、ゆっくり流れている大きな川があって、その存在が垣間見えるような内容のトークでした。

その辺りの事を、もっと深く知りたい方は、松沢さんのメールマガジン「ビバノンライフ」を購読してみると良いかも知れません!←ここ重要

ちなみに、私がトークショーの内容で印象に残ったものを1つだけ書かせてもらうと、「毛の処理問題」です。松沢さん曰く「日本人は下の毛の処理が甘い」という話なのですが…

自分はケツ毛が濃くてボーボーなので、ウンコをすると、ケツ毛にウンコが絡まって痛くて痛くて…。でも、人に「ケツ毛の処理どうしてる?」なんて聞いても、ギャグだと思われて全然相手にされないんですよ!

それについて松沢さんは、ケツ毛のケアーについて、かなり具体的にお話ししてくださっていたので、とてもありがたかった。
そして、松沢さんは「日本人はもっと性的な事柄を話しあっていくべきだ。」みたいな事を仰っていました…。自分は(ヤバイ、わかりみしか無い…。)と思いました!

まあ、そんなこんなで松沢さんのトークショー、とても面白かったです!

トークショーが終わると阿佐ヶ谷ロフトAから飛び出して、阿佐ヶ谷の商店街に在るインド料理のお店で懇親会が行われました。スパイシーな味付けのお肉や唐揚げが美味しいお店です。

懇親会会場では、みんな仮面やコルセットを外していましたが、性的な話題は尽きないもので、みんな楽しい時間を過ごしたとか、過ごしていないとか。

さて、先ほど書かせていただいたタカハシの目標「ワンナイトと前立腺」ですが…この時点では達成出来ていません。

半ば諦め気味で懇親会でわちゃわちゃしていると、美人でしっかりしたタイプの女性がxxxの話をされていました。

美人さんだし、一見、xxxした事がある人には見えないのですが、話を聞くとxxxに留学している時にxxxに釣られてxxxを体験したらしい。
私はxxxなんてものの存在を初めて知ったので、驚いたのですが、聞くとxxxは、xxxとは違うけど、xxxをした後はxxxな状態になるとか…!(でも、その状態に到る為にはxxxを伴うらしい。)
唖然…。

いやー、世の中には知らない事がいっぱいありますね!そして、人は見かけによらないから面白い!

他にも爽やかな青年がxxxxをxxxxxされた話とか、IT系の某氏がxxxx…なんて話をしてるうちに楽しい懇親会もお開きです。

いやー、タカハシ今回目標達成ならず…!
ワンナイトも前立腺開発も出来なかったです。
まあ、お尻蹴ってもらえたし、いーか。

 


 

全ての目標は達成できなかったけど、結果メチャクチャ楽しかったです!
また次の猫町UGでお会いしましょう!
おわりでーす!

 


text by TAKAHASHI    Photoes by 真珠

special thanks : Terada(photographer)

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