猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
ABOUT
扉を開けると
本の向こう側の世界が
広がっていた
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猫町倶楽部の理念

読書会は、本を読むためのひとつの技法です。

読書を孤独な営みとして終わらせるのでなく、読んだあとに他者と集い、時間をかけて語り合うことで、本から得た知識はあなた自身のたしかな血肉となります。

また、家族や同僚など身近な人と語り合うだけでなく、日常の外側にいる人の読みに触れることで、あなたの思考の限界も日常の一歩外側へと拡張されていくでしょう。

読書というインプットを、読書会というアウトプットで一層深める。読書会の場で多様な人の思考に触れ、新しい視座を得る。新しい視座が、新しい本、新しい世界へとあなたを導く。
この循環によって、読書による学びを一生涯続けていくこと。それが、日本最大級の読書会コミュニティを運営する私たち猫町倶楽部の活動理念です。
猫町倶楽部とは

《日本最大級の読書会》
猫町倶楽部は、年間約300回の読書会を主催・運営する、日本最大級の読書会コミュニティです。
1年間の延べ参加人数は約12,000人。一度の読書会に集まる人数は最大で300人、下は10代から上は70代までと幅広い世代に支持されています。
※参照 『読書会入門』(山本多津也著・幻冬舎)

《多彩な分科会》
猫町倶楽部には、人文書・ビジネス書を扱う”アウトプット勉強会”や、文学を読む”文学サロン”、映画について語る”シネマテーブル”など、さまざまな分科会が地域別に存在します。好きなジャンルの本だけでなく、読んだことのないジャンルの本を手に取るきっかけとして、ぜひいろんな読書会に参加してみてください。参加条件はただ一つ、課題本を読み終えているということだけです。

《安心して話せる、聞ける》
猫町倶楽部の読書会は通常、6〜8人が1グループとなり、選出されたファシリテーターを中心に進めていきます。その際、一つだけルールがあります。それは「相手の意見を否定しない」ということ。感想は人それぞれ違って当然です。自分と異なる意見を持つ人のことも決して否定せず、一冊の本を多面的に捉え、より深く理解するための一助として受け止めましょう。

《猫町オンライン》
2020年6月から、新たにインターネットのビデオ通話ツールzoomを使ったオンライン読書会「猫町オンライン」をスタートしました。ビデオ通話が可能な環境にさえあれば、お住まいの地域に関わらず、世界中どこからでもご参加いただけます。3年以上のオンライン活動で国内だけでなく海外からの参加者も増えつつあります。海外からの参加がしやすいよう日本時間で午前2時からのグローバル読書会も新しく立ち上げました。

《猫町オフライン読書会》
2023年10月より、三年半休止しておりましたオフライン読書会を再開いたしました。現在は東京・名古屋・大阪で月1回の定期開催をしております。
これまでの課題本

猫町倶楽部の課題本
読書会で過去に取り上げたもの(抜粋)は以下の通りです。

【アウトプット勉強会】

P・F・ドラッカー『マネジメント 基本と原則』
楠木建『ストーリーとしての競争戦略』
リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』
ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』
【文学サロン月曜会】

夏目漱石『草枕』『三四郎』『こころ』他
谷崎潤一郎『刺青』『春琴抄』『細雪』他
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
フランツ・カフカ『変身』『短編集』『城』他
ガルシア=マルケス『百年の孤独』『族長の秋』他
【藝術部】

辻暢雄『奇想の系譜』
クレメント・グリーンバーグ『グリーンバーグ批評選集』
平芳幸浩 『マルセル・デュシャンとは何か』
柳樂光隆『Jazz The New Chapter』
長谷川 町蔵/大和田 俊之 『文化系のためのヒップホップ入門』
【フィロソフィア】

デカルト『方法序説』
ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』
東浩紀『観光客の哲学』
國分功一郎『暇と退屈の倫理学』
【猫町UG】

ポーリーヌ・レアージュ『O嬢の物語』
マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』
松沢呉一『マゾヒストたち: 究極の変態18人の肖像』
【シネマテーブル】

『パラサイト 半地下の家族』
『ジョーカー』
『この世界の片隅に』
運営会社 猫町株式会社
名古屋市で住宅リフォーム業を営む山本多津也が、周囲の読書やスキルアップに意欲的な友人4人に声をかけスタートした小規模な読書サークル。これが猫町倶楽部の前身となった『名古屋アウトプット勉強会』でした。

その後、SNS「mixi(ミクシィ)」上のコミュニティとして読書会の活動を続ける中で、次第に評判を呼び、多くの参加希望者がミクシィ上から集まるようになりました。

日本の読書文化が長く衰退傾向にあるとされる中、主催者の山本がまったく予想もしなかった規模に会が拡大したこと。そして何より、「この読書会で人生が変わった」、「読書会を通してかけがえのない仲間に出会えた」といった会の参加者から寄せられる多くの声などから、このコミュニティの持ち得る社会的な意義を痛感した山本は、社会貢献企業としてより充実した体制でコミュニティ運営を推進していくため、猫町株式会社を設立しました。

猫町株式会社では、「アウトプット勉強会」や「文学サロン月曜会」といった猫町倶楽部の各種読書会を中心に、音楽やアートなどジャンルを横断し文化的価値の高いものを、商業的なランキングなどに左右されない形でコミュニティの活動の中で取り上げ、それらの価値を世の中に発信していきます。

そして日本における読書会文化、大人の集まるサロン文化の牽引役として、それらを培う豊かなフィールドとなる質の高いコミュニティを提供していけるよう、これからも活動を続けていきます。